第73章 ☆ 開幕 ☆ 夢主視点 ☆ ① ☆
予定より早く目が覚めた
ローはまだ寝てたから1人起きて準備した
楽しみだなーなんて考えながら準備して
一向に起きないローに置き手紙して部屋を出た
ちゃんと起こしたんだよ。私
私悪くなーい
食堂でイッカクに髪の毛をまとめてもらって
甲板に向かって手すりに肘をつき海を眺めていた
あの忍が出てくるか分からないけど
まぁ何かあったら嚇母を呼んでーとか考えていたら
声をかけられた
嚇母)“やぁ”
「あ、嚇母。おはよー」
嚇母)“おはよう。思ったより落ち着いてるね”
「まぁ…楽しみではあるけど、なんか逆に冷静になったと言うか…」
嚇母)“準備は?”
「それは抜かり無く…あの忍に対抗出来そうな物は…一通り巻物に入れたよ」
嚇母)“なら大丈夫だね。まぁなんかあったら呼んでよ。その気になればアヤの体を乗っ取るぐらい出来るから”
「その気にならないで。色々怖い」