第56章 ★ 独り占め ★ 夢主視点 ★ ① ★
自然と目が覚めた
なんか…いつもより身体が…
あれ、私…ん?
頭が上手く回らなかった
ローに抱き締められてるのはいつもの事だけど
…なんか…異常に疲れてる
自然と眉間に皺が寄る
「…なんだ?…」
ロー)「…起きてたのか?」
「うぇ?!」
今日もローの腕の中で目が覚めたけどローが起きてると思わなくて驚いてローの顔に目を向ければ少しいつもと違う顔をしていた
「ん?あれ…ロー?」
ロー)「…どうした?」
「え?あ、えっと…なんて言うか…なんか、ローが、いつもと違うように見えた…から?」
私が少し困惑しながら答えた
ロー)「…体は?」
「え?体?」
ロー)「しんどくないのか?」
ローの言葉に焦った
「え?なんで知ってるの?」
今度はローが少し困惑した顔をした
ロー)「…覚えてないのか?」
「え?何を?私なんかしたの?」
覚えてないんだけど