第49章 ☆ 秘密 ☆ ロー視点 ☆ ① ☆
クロガネ)「また戻ってくるのか?」
ロー)「あぁ。やらなくちゃいけない事があるが準備がいっぱいでな。新世界にはまだ行かない」
クロガネ)「…そうか。なら戻ってくるまでにはあいつの武器を仕上げとくわい」
ロー)「…頼む」
クロガネ)「…お前さん。明日にでも少し時間があるか?」
ロー)「なんだ?」
クロガネ)「…アヤの知らない事をお前さんに言っとこうと思ってな」
ロー)「…アヤの知らない事?」
クロガネ)「あいつは木の葉に保護される前の事を覚えとらんだろ?その話じゃ」
ロー)「アヤにはしないのか?」
クロガネ)「…ある男とそう言う約束をしたんじゃよ。ワシは」
ロー)「…明日だな?」
クロガネ)「あぁ。いつでも構わん。ワシは鍛冶場におるからの」
ロー)「分かった」
それ以上お互いに話さなかった
それからクロガネ屋は家へと歩いて行き俺はアヤの元に向かった