第39章 ☆ 手配書 * ロー視点 ☆ ① ☆
船を出航させ他のクルーはすぐにでも新世界に入ると思っていたのか俺がまだ入らない事を伝えると騒ぎ出した
俺は甲板で寝てるベポを枕にして腰を落とす
ロー)「ごちゃごちゃ言ってねぇで黙って俺に従え。取るべきイスは必ず奪う!」
「「「「「キャプテーン!」」」」」
「…」
アヤは微笑んで見ていた
そして顔をもう見えない女ヶ島に向け目を細めてニヤリと笑っていた
その時ニュース・クーが新聞を持ってきた
俺は受け取り新聞を広げた
「なにそれ?さっきの鳥は?」
アヤは近づいて覗いてきた
ロー)「ニュース・クーだ」
「にゅーす…くー?」
ロー)「新聞を届ける鳥だ」
「ふーん?」
アヤは不思議そうに見ていた
新聞を広げめくった時1枚の紙が出てきた
それは手配書だった