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✿忍のハート✿【ONE PIECE】✧

第4章 ★ 初めまして * 夢主視点 ★ ③ ★







ロー)「なんだ?どうした?」

「あ、いや、いいよ。説明でしょ?明日?」

ロー)「いや。後でまた来る。ここの部屋の物に触るなよ」

「あ、やっぱりダメかー。へーい。分かりやしたよーん」

ロー)「…後、この部屋からも出るな」

「へーい。私少し寝るからご飯の時にでも起こしてよ」







私は「おやすみー」と言って目を瞑った






ちょっと疲れた

精神的にも…肉体的にも…
怪我を治していいならお言葉に甘えよう

どっちみち拷問とかされないなら今はゆっくりしたい
していいよね

怪我が治ってから拷問とか聞いた事ないし
少しでも動けるようにしないと


心臓とかもその後だ












と、思って目を瞑ったのに…


寝たいのに…







寝れん!







寝れると思ったのに寝れん!
これは寝るのに時間がかかるやつだな
ってか寝れるなら普段から寝てんだよ!



あれ、そういやさっきの薬って…

まじ何の薬だったんだよー
身体がぽかぽかして来んだけど

え?毒とか?
毒ならもっと分かりやすくしとけよ!

まぁこの程度の毒なら対した問題でもないけどさ
でも今体調的にも万全じゃないからなー
寝たら治るかなー


海賊ってこんなもんなの?
これが普通なの?





なんて考えていたらお兄さんに声をかけられて目を開けた




「…ん?何?お兄さんまだいたの?寝かしてくれないの?」

ロー)「…お前の名前」

「え?」

ロー)「アヤでどうだ?」





私は思わず痛む体を無視して飛び起きて目を見開いた



起きた時、目の前が一瞬暗くなったけど
お兄さんを見たら驚いた顔をしていた


ちょっと面白かったけど


いやいや、それより…その名前…





ロー)「なんだ?どうした?」

「…アヤ?…」

ロー)「なんでもいいんだろ?ならアヤで決まりだ」

「…ふふっ」

ロー)「…なんだ?」

「なんでもなーい」





お兄さんに返事をしながら寝転がった


ニコニコしてる私を不審に思ったのかお兄さんは変な顔してた



でも私は嬉しかったのだ!





「ふふっ。《アヤ》かー。嬉しいな」





そう呟いたら
お兄さんは無視して今度こそ部屋から出た





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