第27章 ☆ 銃 * ロー視点 ☆ ② ☆
ステージの幕が一瞬おりかけたが
天竜人が何か言っていて幕があげられた
司会の男がマイクを繋いたままアヤを止めに行った
スピーカーからアヤと司会の男の声が響き渡っていた
「ちょっと!触んないで!」
?)「お前の順番はまだだぞ!大人しくしとけ!」
「馬鹿かあんた!こんな所潰してやる!」
?)「おい!やめろ!天竜人の前だぞ!黙って待ってろ!」
「ふざけるな!なんで私があんたの言う事を聞かないといけねぇんだよ!」
?)「おい!その娘は商品かえ~?!」
「あぁ?」
?)「これは天竜人様!申し訳ありません!すぐ片付けますので!」
「あんた殺すぞ!」
?)「その娘は商品と聞いておるのだぞえ~」
?)「は、はい。この娘は次の商品です!」
「商品じゃねぇ!」
?)「ならその娘も人魚同様俺が買うぞえ!3億ベリー!」
?)「さ、3億?!この女はただの人間ですよ?!」
?)「俺の妻にするぞえ!女こっちに来るぞえ!」
「なに?私に言ってるの?馬鹿じゃないの?」
?)「おい!さっきと来い!」
「無理。キモイ。近寄らないで」
?)「おい!馬鹿か!天竜人の言うことを聞け」
「そんな男に私は勿体ないから」
途中から話に加わった天竜人
アヤは気にする事無く手錠の鎖を引きちぎり
首の錠を手を当てた
?)「馬鹿!外そうとするな!爆発するぞ!」
首枷を外し爆発の瞬間遠くに投げた
こっちが呆気に取られていたのに
アヤは何事も無かったかの様に…
「そんな男視界に入れるのも嫌だ。帰る。さようなら」
帰ろうとしていた