第14章 ★ 手合わせ * 夢主視点 ★ ① ★
目が覚めた
一瞬どこか分からなくて焦ったけど、そうだった
ローの部屋で寝たんだった
私は体を起こし喉が乾いたから寝る前に
ローに渡された服を着ようとした
あれ?
包帯巻かれてる?
どうやって?
…私うつ伏せで寝てたのに…
巻きにくかっただろうな
申し訳ない
まぁ飲みもの飲んだらまたベッドを借りていいかな
邪魔なら甲板に出よう
そう思って部屋の外に出たけど
ここどこだよ!
そう言えばどこで水って貰えるんだよー!
…場所聞いてなかったな
ってか分かりやすくして欲しい!
甲板には簡単に行けたのにー!
いや、皆に勝手に着いて行ったからなんだけどさー
船ってこれが普通なの?
船の中で迷っていたらベポと会った
わー!良かったー!
まじ誰も見つからなかったらどうしようかと思った!
思わずベポに泣きついた
ベポは笑って食堂?まで案内してくれた
…ローもそうだけどここの人達は優しい
ってか勝手に出歩いたけど良かったかな?
今更か
食堂にはロー達がいた
ローの顔見たらなんかちょっと安心した
普通に目を合わせてくれた事に安心した
ローの隣に座っていいって言われて座ったら飲み物もくれた
さっきの忍法のお礼とかで…ちょっと申し訳なかった
忍法を見せてる時に仲良くなったイッカク
今度島に着いたら遊びに行こうと誘ってくれた
リンが亡くなってから出かけなくて
ただひたすら任務と修行した
忘れたくて
その結果
まぁちょっとトラウマが出来てしまって…
寝れなくなったんだけど
修行の話しをしていたらローも食いついてきた
ロー)「どんな修行してたんだ?」
「え?ローも興味あるの?」
なんでこの人達は忍者に興味があるんだ?
って言うかあんな話を聞いても話してくれるローに安心した