第12章 勘
「リエーフ?どうしたの?」
「さんは黒木の事好き?」
「好きとかはまだない‥かな?でも優しくていい人だと思うよ?」
「黒木の事好きにならない方がいいよ?嫌な予感がするから」
は首を傾げた
「どうして?」
「なんとなく‥」
「あ!もしかしてリエーフの勘?」
「まぁ‥そんなとこ‥」
(リエーフの勘は当たるんだよな‥)
は昔の事をふと思い出した
小学生の頃いつもの帰り道はいつも通らない道から帰りたくなった
「さん!そっちから行かないほうがいいよ!」
だがリエーフに止められた
「なんで?今日はこっちから帰りたい気分なの!大丈夫だよこっちからでも帰れるし!」