第62章 任せろ
「夜久さん!ちょっとあの!お願いがあるんすけどいいですか?」
「?」
夜久は首を傾げた
「どうした?リエーフ」
「リエーフ!私からもちゃんと言いたい!赤葦さんにもお願いがあります」
「はい」
とリエーフは顔を見合わせ頷いた
「私‥女優じゃなくてモデルでやっていきたいなって思ってるんです‥CMとかはやりますけど‥」
「いいんじゃないですか?」
赤葦は微笑んだ
「さん!女優はキスシーンもありますからね!」
「じゃあ‥あの‥」
「リエーフ以外とキスなんて嫌だろ?たとえ演技だとしても」
夜久はそう言って微笑んだ
「夜久さん‥」
「さんとりあえず女優の方は保留にしときましょうか!もしやりたいなと思う時がきたらまた言って下さい!」