第45章 迷惑
「どうしよう‥スマホないし‥最後なのに最後の最後まで迷惑かけるなんて‥高校生にもなって迷子なんて‥何やってんだ‥私‥せっかく‥最後の試合勝ったのに‥」
の目には涙が
「君!大丈夫?」
「仲間と‥はぐれちゃって‥‥スマホ預けたままでなくて‥どうしようって思って‥」
「そのジャージ‥音駒か!」
は頷いた
「音駒ならさっき見たよ!」
「どこでですか!?」
「あっち!案内してあげる!おいで!」
その人物はにやりと笑った
「君!名前は?」
「です‥」
「さんか!俺は西宮!野兎高校のもの!」
「野兎‥どの選手もジャンプ力が高いっていうチーム」