第20章 報酬
「はい!これ!報酬!」
「おお!1万だ!サンキュー!黒木!」
「ショック受けてたよな?」
「うん」
黒木は微笑んだ
黒木が教室に戻るとリエーフがいた
「あれ‥灰羽くんまだ少し早くない?」
黒木は時計を指差しそう言った
「朝起きたらさんもういなかったから‥俺さんに歴史教わろうと思って‥急いできた」
「さんは歴史得意なの?」
「得意というか‥好きなの!」
「さん俺歴史でいい点取れるよう頑張るから!教えてね?」
すると黒木が止めた
「駄目だよ!灰羽くん!さんは俺の彼女なんだから!」
「確かにそうだけど‥それ以前に俺とさんは幼馴染だ!」