第18章 キス
「黒木‥‥」
電話の相手は黒木からだった
「もしもし‥」
『あ!やっと出てくれた!さん?』
「ごめんさんじゃない」
『その声‥もしかして‥灰羽くん?どうして灰羽くんが?さんは?いないの?』
「今練習試合の帰り‥さんなら疲れて寝てる‥何か用なら伝えとくけど?」
『いや‥いいよ!後でねって伝えといて!じゃあね』
黒木はそういうと電話を切った
(後でねって‥何がだよ‥てか出るまで電話かけるつもりだったのか?)
不着信の通知が何件もあった
ふとリエーフはの待ち受けをみた
(俺の‥写真だ‥)
そこには笑顔のリエーフの写真があった
(さん‥)
リエーフは微笑んだ