【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第24章 Dawn20.動物と絆-真実-
その後、唯一マダラがまだ生きているということに気付いていたイタチはマダラと直接密会する。
そして、マダラに一族抹殺の任務への協力を求めた。
しかし、マダラは一族の平和を望む者。
当然、断固拒否した。
だが、何十年も過ぎ去った時の中で、うちは一族の中にもマダラが頭領を務めていた頃の者たちはとっくにいなかった。
そして、何よりイタチの真っ直ぐな瞳と里を守るという平和への強い願い――…
それがマダラの中で、"一族を守りたい"と望んでいた昔の自分と重なり、イタチに協力する事となる。
そして、あの夜へと繋がっていった。
あの血の夜は全て任務。
一族を殺した犯罪者として、その汚名を背負ったまま抜け忍となる事――…
その全てが任務だった。
イタチはただ、任務を全うした―――…
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