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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第23章 Dawn19.動物と絆-偽幻-





ナルトの発した言葉に、温厚な白ゼツもさすがに声を荒げるが、黒ゼツがすかさず制止する。

そんなゼツの隣から、カカシは自分達に向けられている冷たく鋭い視線にふと目をやった。


案「!」


瞬間、カカシの身体が一瞬で凍り付き、額に冷や汗が流れた――…









斑「貴様らの相手はまた今度だ…」


マダラの深紅の勾玉模様の瞳は確実に木ノ葉全員を射抜き、身体を硬直させた。


案「あれは………写輪眼!!?」


その写輪眼はギロッと木ノ葉を見下ろした。


鈴「………クスッ…」


マダラの隣で木ノ葉を見下ろすリンは腰に手を当て、面白そうに含み笑いを浮かべる。


案「こいつら……一体何者だ…?」


カカシは動揺を隠せず、目を見開いていた。

ゼツは何も言わず、その場で地中に潜っていく。

マダラもリンを万華鏡で吸い込んだ。


斑「じゃあな…」


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