【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第23章 Dawn19.動物と絆-偽幻-
――――――――――…
泥「………」
粘土製の鳥を羽ばたかせ、上空からうちはのアジト方面を呆然と見つめるデイダラ。
彼はC1の起爆粘土を手の平に乗せたまま全く動かない。
あの巨大な稲妻を見て、イタチの術ではないと確信した。
見開いた目は色を無くし、ただ灰色の雨雲を見つめていた。
泥(…イタチ……)
デイダラの真下では、甲高い金属音が鳴り響く。
キィイイイイン!!
飛「鬼鮫ちゃん…!」
鬼「解きません!」
鬼鮫と飛段の刃が交わる。
飛「てめーも見ただろ!!?あのバカデカい雷が落ちんの!!ありゃイタっちゃんの術じゃねぇ!!んなもんお前が一番よくわかってんだろ!!」
飛段は鎌に力を入れて声を張り上げると、鬼鮫の鮫肌を圧倒していく。
飛「こんな争いしてる時じゃねーんだよッ!!」
叫んだ瞬間、飛段の大鎌が鮫肌を押し戻した。
鬼「それでも…できません!!」
キィン!ドカッ
鬼鮫は力のこもった鎌を弾き返すと、飛段を蹴り飛ばす。
飛「う…っ!」
飛段は背中を激しく地面に打ち付け、苦しそうに息を漏らした。
泥「飛段!」
デイダラが慌ててすぐに降下する。
_