【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第23章 Dawn19.動物と絆-偽幻-
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佐「あがああ゙ぁああ゙あッ!!!」
肌寒い部屋に、サスケの断末魔に似た絶叫が響き渡る。
佐「あ゙ぁあッ!!!ぅぐ…ッ!!」
あまりの痛みで目をおさえると、指の間からポタポタと深紅の鮮血が滴り落ちた。
サスケを押さえ付けるイタチの右の指は血に塗れ、えぐり出した"眼"を握っていた。
鼬「だから、言ったのだ。万華鏡を持たないお前がこの眼を持つ俺に敵うはずがないと」
佐「ぐ…ああ゙…くっ…」
サスケは押さえていた手をゆっくりと見た。
佐「ハァ、ハァ……ハァ…」
その手についた血を見た瞬間、腕がブルブルと震える。
背筋に悪寒が走り、脳内に"逃げろ"という危険信号が鳴る。
しかし、足もガタガタと震え、すぐに倒れてしまいそうだった。
鼬「もう片方ももらうぞ」
イタチの両眼がギラリと鈍く光った。
その瞳はサスケ自身ではなく、彼の右の写輪眼を捉えていた。
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