【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第23章 Dawn19.動物と絆-偽幻-
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痛「ここだな」
小「えぇ」
痛「イタチはどこだ?」
ペインと小南は雨隠れから、ここ―…うちはのアジト近くまでようやくたどり着いた。
小「マダラが言うには…きっとあの建物よ」
小南の視線の先には、木々の緑に囲まれたピラミッドのような大きな建物。
痛「あれか…」
ペインもその建物も見上げる。
痛「イタチを止められるかはわからないが…やるしかない」
小「そうね」
二人は地面の芝を蹴り、建物の入口へと向かう。
痛「……!」
しかし、入口へと着く手前で何か異変を感じたペインは、小南を手で制止した。
小「どうかしたの?」
眉間にシワを寄せ、前をじっと見つめているペインに、小南は冷静に視線を向ける。
ペインは一人で少し前まで進んで立ち止まると、何もない所に手を翳した。
バチッ!
ペインが手を翳したところに少しだけ青白いチャクラが走る。
小「結界…!」
小南は思わず目を見開いた。
痛「あぁ。だがこの感じ…イタチがやったものではないな」
小「じゃあ誰が…」
痛「考えられるのはーー…」
ペインは溜息を吐くと、建物の上を見上げる。
結界のせいか、この中で戦いが起きているとは思えない程静寂している。
痛「イタチに最も近く、最も信頼のおける者であり、かつ、絶対に裏切らない従順な人物だ…」
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