【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第23章 Dawn19.動物と絆-偽幻-
イタチの顔が狂気を帯び、興奮した笑いの雄叫びを上げる。
それは常に冷静なサスケをも震撼させ、それだけで精神を追い込んだ。
鼬「元来、うちは一族は万華鏡写輪眼のために友と殺し合い…永遠の瞳力を得るために親兄弟で殺し合い…!そうして力を誇示し続けてきた汚れた一族なのだ!!」
すると、イタチの背後から鬼のような薄紫の半透明の巨大な霊体が姿を現した。
佐「!」
その鬼は髪を伸ばし、サスケの身体に巻き付けると、動けないように縛り上げる。
鼬「その一族の中に生まれ落ちた時から、お前もこの血塗られた運命に巻き込まれている!!」
佐「……っ!」
鼬「さあ来い!弟よ!!」
鬼の髪の毛がズズと近付き、サスケの瞳をえぐろうと迫り来る。
鼬「俺はお前を殺して一族の宿命から解放され、本当の変化を手にする!」
髪はどんどんサスケの写輪眼へと迫ってゆく。
それに比例するように、イタチの声も狂気に震える。
鼬「制約を抜け、己の器から己を解き放つ…!俺たちは互いのスペアだ!!それこそがうちはの兄弟の絆なのだ!!」
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