【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第23章 Dawn19.動物と絆-偽幻-
その先にはもう一人、蔑むような無表情を浮かべたイタチ。
サスケの稲妻は、そんなイタチの顔のすぐ右横を真っすぐに貫いていた。
佐「今の俺の眼は昔とは違う!俺の写輪眼は幻術を見抜く!」
サスケの憎悪の目がイタチに向けられると、イタチはフッと鼻で笑った。
鼬「相変わらず強気な物言いだな。その言葉…とりあえず受け取っておこう」
サスケが刀を突き刺していた方のイタチがスゥーと消えていった。
これもイタチの幻術。
佐「小芝居に付き合うのはこの辺でいいだろう」
サスケは千鳥を引っ込め、イタチを睨みつける。
鼬「だが…サスケ…。お前はまだ俺と同じ眼を持ってはいないようだな」
イタチの言葉に、サスケは軽く鼻で笑った。
佐「なら、さっさと万華鏡写輪眼を使って俺を殺ってみろ。それとも、今の俺では己の"器"を量りかねるか?」
鼬「大した自信だ…」
サスケの挑戦的な口調に、イタチは溜息混じりにそう言うと、玉座からスッと立ち上がる。
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