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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第22章 Dawn18.愛と誓い-決意-





痛「お前が行ったところで何になるのか考えろ!!マダラを信じてるんじゃなかったのか!?」

鈴「当たり前じゃない!信じてるよ!!」


ペインはリンに言い聞かせるように声を強めたが、リンも負けじと声を張り上げた。


鈴「信じてるけど、じっとしてられない!!」


リンがペインの手を力いっぱい振りほどき、洞窟へと走る。


痛「リンッ!!」














ドゴォオォオオオオオオッッ!!!!!!






メンバーの目の前で洞窟が凄まじい豪炎と破壊音を立て、爆風を巻き起こした。


時間切れ――…


マダラの姿が彼らのいる場所に現れることなく、"白の堕天使"アジトは大爆発を起こした。

洞窟から赤や朱色、オレンジの炎が噴き出している。


鈴「……そ…そんな…っ」


リンはその場にドサッと一気に力が抜けたように崩れ落ちた。


泥「う、嘘だろ…?」

鬼「あの人が……まさか…」


メンバーもその光景に愕然としていて、ペインも呆然とその場に立ち尽くしている。


鈴「…マダラさん……っ…」


リンは地面に生える緑の芝を握りしめた。

頬に大粒の涙がいくつも伝う。


鈴「ひどいこと言ったまま…まだ謝ってないのに…っ…」


真っ暗になった頭の中。

しかし、そんな中でもマダラの顔が思い浮かんだ。




―――…


斑「必ず戻る…!」


―――…




鈴「信じてたのに…ッ!!」












ザッ



鈴「!?」


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