第21章 Dawn１７.愛と誓い-消失-

初めは優雅にかわしていた小南だったが、幾度も紙になり、チャクラを消費しているため息が上がってくる。


小(これじゃあ保たない。どうにかしないと…)


顔を歪めている小南を見て、清那は笑みを浮かべた。



ザパッ！



小｢しまっ…｣((ﾌﾞｸ…


小南の右翼に勢い良く立ち上った水柱が当たり、小南はその反動で身体が跳ね返されると、後ろに出来ていた他の水柱に捕らえられてしまった。

閉じ込められた小南は息ができずに苦悶の顔を浮かべる。


｢フフッ…あたくしの高貴な顔を傷つけた罰ですわ。あたくしの水に溶けて消えてしまえばいいんですのよ｣


捨て台詞を吐くと、清那は自分達のアジトへ歩き出した――…


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