第20章 Dawn１６.自尊と涙

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鈴｢デイダラさん！サソリさん！｣

蠍｢お前ら…｣


リンと飛段はサソリとデイダラをようやく見つけ、そちらへ駆け寄った。


飛｢すげーケガしてんじゃねーかよ…｣

泥｢へへッ…。これくらい平気だ、うん｣

鈴｢デイダラさん…｣


飛段とリンの心配そうな目に、デイダラは苦笑いを見せる。


鈴｢と、とにかくアジトに急ぎましょう！ここら辺に木ノ葉の集団が来てるんです！｣

蠍｢…そうか。見つかると厄介だな｣


サソリは思わず顔をしかめる。


飛｢デイダラちゃんは俺が背負うぜ。その方が早ェだろ？｣

蠍｢あぁ、頼む｣

泥｢悪りぃな…飛段｣


飛段がぐったりしているデイダラを背負うと、４人はアジトへと急いだ………


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