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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第20章 Dawn16.自尊と涙





泥(何だ、あの眼は…?)

泥「…やろうってのか?」


初めて見る写輪眼を見つめ、デイダラは険しい表情で言い放った。


鼬「俺が勝ったらお前を"暁"へ連れていく」


すると、デイダラは左手をポーチに乱暴に入れ、その口に粘土を食わせた。


泥「オイラを…アートをナメんじゃねーぞ…。俺の忍術は何よりも崇高な芸術だ!うん!!」


怒った表情で大声を出したデイダラは相手に見えないように拳を握り締め、ポーチから自分の後ろに左手を出した。

その手を開くと、粘土製のムカデがとぐろを巻いて手の平の口から這い出た。


泥「アートを感じろ!!」


右手に持っていた先程の粘土製の丸い甲虫を勢いよく投げつける。

イタチもすぐに飛び上がり、真後ろに大きく後退した。


泥「喝ッ!」



ボフンッ!!!



デイダラの甲虫が起爆し、後ろの壁に大きな穴を開け、ガラガラと崩れていく。

しかし、イタチは爆破を華麗に避け、無傷のままそこにタンッと着地した。


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