第20章 Dawn１６.自尊と涙

サスケは背後で爆発したを避けると、デイダラを乗せたドラゴンが空に羽ばたいた。



バチチチチチッ！！



それを見逃さず、サスケは千鳥をドラゴンに向かって素早く伸ばした。


佐｢チッ…｣


しかし、千鳥はドラゴンへは届いておらず、デイダラはフッと軽くニヤリと笑う。


泥(伸ばせる限界は５メートルってとこか…)


佐｢チッ…｣

佐(間合いを見切られたか…)


サスケは千鳥を止め、苦々しげに上空のドラゴンを見上げた。


泥｢カカシのだろそれ！伸ばしたり投げたりって形態変化は認めてやるがよォ！！｣


その時、ドラゴンのしっぽがボコボコとへこんだ。


泥｢こいつはさっきまでとは威力が違うぜ！｣


すると、ドラゴンの口から新たな子ドラゴンが顔を出した。


泥｢吹き飛べ！！！｣



ビュゥウンッ！！！


　 ボゴォォオオォ！！！！！！


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