• テキストサイズ

【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第20章 Dawn16.自尊と涙





――――――――――…



ズザザザザザ……ッ



"暁"のコートを纏った金髪の青年が地面に着地した。

デイダラはあの爆発からなんとか逃げ切っていたが、左肩のコートが綺麗に裂けていた。


佐(手の平から爆発物を作り出す能力か…)


サスケも地面に着地し、離れた所から真っすぐデイダラを睨んでいた。


泥(爆風でどうにか逃げ切れた…。練り込んだチャクラをC1にしといて助かったぜ…うん)


デイダラは再びポーチに両手を入れた。


泥(確かに動きは速いが…こいつはどうだ?)


両手を突き出すと、両手の口からオェッ!と粘土がベチャリと2つ吐き出された。

その粘土は手の平の口と粘土を繋ぐように細いひも状の粘土で繋がれていた。


泥「もうちょっと遊んでやるぜ!うん!」


すると、モゴモゴと吐き出された粘土がうごめき、奇妙な形の人型と化した。


佐「子供騙しか…」


出来上がった二体は両方とも変におぼつかない足取りでサスケに向かっていく。


_
/ 1383ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp