第20章 Dawn１６.自尊と涙

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飛｢あ、リーダーと小南ちゃんおかえりィ｣

痛｢あぁ｣

小｢ただいま、飛段｣


今まで雨隠れにいたペインと小南がアジトに帰ってくると、今日は任務のない飛段と角都がリビングで迎えた。

やはり、普通のメンバーとは違ってリーダーたちは忙しいなと飛段は思う。


痛｢デイダラとサソリはいるか？｣

蠍｢俺ならいる｣


すると、傀儡の改造を終えたサソリが地下から階段を上ってきた。


痛｢デイダラはどうした？｣

蠍｢デイダラなら今、単独任務に出てるはずだ。アンタが任務出したんだろ。そんくらい覚えとけよ｣


サソリは腕を組み、真顔でさすがに呆れている。

すると、ペインは眉をひそめ、首を傾げた。


痛｢俺はあいつに単独任務など出してないが…？｣

蠍｢はぁ？｣


ペインが不可解なことを言い出し、サソリは怪訝そうな表情で思いっ切り眉間にシワを寄せる。


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