第18章 Dawn１５.不死と願い-守護神-

飛｢オイオイッ！！２人してどういう意味だｙ………痛てっ｣

鈴｢もう！じっとしててくださいってば｣


大声を出したせいでまた傷が疼き、うずくまる飛段。

そんないつもの感じの飛段に、リンとデイダラはまた可笑しそうに笑った。


角｢安静にしていろ。死ぬぞ｣


隣でも角都がいつもと変わらぬ言葉を口にしていた。

だが、飛段も負けじと"へへっ"と笑った。


飛｢死なねーよ。ホント、誰か殺せんなら殺して欲しーぜ…｣


飛段もいつもの口調でいつもの台詞を言い返した。


鈴｢………｣


すると、リンの表情がだんだん変わり、周りから表情が見えないくらいうつむいた。

包帯をきゅっときつく巻き終えると、リンは無言で椅子から立ち上がった。


飛｢おっ！もう出来たのか。ありがとｎーー…｣





パァアンッ！！！



突然、乾いた音が響き、飛段は左頬に鋭い激痛を感じた。


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