【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第6章 Dawn4.笑顔と思い
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斑「遅い」
自室にいたマダラは時計を見て呟いた。
時刻は23時を優に過ぎている。
昼頃に出て行ったリンだったが、まだ帰ってきていないのは確かに遅い。
すると、誰かがノックの音と共にドアを開け、ひょっこりとあの特徴的な青い顔が覗く。
鬼「デイダラと飛段とリンさんを知りませんか?」
入るなり早々、鬼鮫がぼーっとしていたマダラ―…トビに早口で聞く。
鳶「いや、知らないっスよ」
鬼「そうですか…。わかりました」
それだけ言うと、残念そうに鬼鮫は部屋のドアを閉めた。
しばらくしてからトビも部屋を後にし、1階へと階段を下りた。
下りてみると、サソリはまだ部屋のようで彼と例の三人以外のメンバーは既に広間にいた。
そんな中で一人だけ、部屋中を左右に行ったり来たりしながらブツブツ呟いている者がいる。
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