【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第18章 Dawn15.不死と願い-守護神-
案(面が一つ倒れたってことは雷切で仕留めたのはあの面ってワケか…)
そんな二人を、カカシは左目の写輪眼だけ開けたまま注意深く観察していた。
角「飛段、少し下がってろ。ここは俺がやる」
やっと口を開いたかと思えば、飛段がまた文句をつけそうなことを言う。
しかし、そう言ったのにも彼なりの理由があった。
角(きっと飛段はまた"いつものをやる"と言いかねん。死にはしないが、結果的にあいつが一番損な役回りだ…)
だが、角都の悩みなど全く知らない飛段は右手をやれやれと少し上げ、あきれたような顔をした。
飛「待て待て!!」
案の定、角都に反抗する。
飛「さっきからずっとやられっぱなしでイライラしてたんだぜェ、俺は…」
飛段はニヤリと妖しく笑った。
この瞬間、角都は次の言葉が真っ先にわかり、思わず溜息がこぼれる。
飛「"いつもの"でいこうぜェ…」
本当はやりたくない角都。
だが、彼とは真逆でやる気満々な飛段。
そんな彼を見てから、この戦況も考えてみるとやはり"いつもの"でいくのが一番手っ取り早いと思う。
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