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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第18章 Dawn15.不死と願い-守護神-





角「フッ…」


飛段の前には右足を上げていた角都。


飛「あーぁ…。かっこつけて"終わりだァ!"とかって言ってたのになァ」


カカシを小バカにするように鼻で笑っている飛段。


飛段には角都が戻って来ることがわかっていた。

角都が突如現れても別段驚きはしない。

そんな飛段の隣では、角都が遠くまでいったカカシを睨みつけている。


案(どういうことだ?急所は外れていないはず…)


カカシはケホッケホッと咳込みながら粉々に砕けた木から出て身体を起こした。


飛「よォっしゃ。さっさとケリつけようぜェ」

角「そのつもりだ…」


すると、角都はコートの前のファスナーを下ろした。



バッ



コートを脱ぎ捨てた角都。

彼の身体は至る所全て縫い目があり、つぎはぎだらけだった。

背中には、赤、黄、緑、青を基調とした色を持つ4つのおかしな面。

だが、その一つは割れている。


角「ぐっ…」


すると、角都の背中がモゴモゴと中で動いた。

飛段はその様子を見てニヤリと微笑を浮かべる。

シカマルたちはその異様な光景をただ呆然と見ていた。


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