【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第6章 Dawn4.笑顔と思い
――――――――――…
泥「遅せぇぞ!うん。どこで油売ってやがったんだ?」
飛「来ねェかと思ったぜ」
デイダラと飛段はもう既に待ち合わせ場所に到着していた。
遅れたリンにデイダラは口を尖らせ、飛段は唇をへの字に曲げている。
鈴「すみません…。アジトの出入口の開け方がわからなくて…」
不満げな様子の彼らに、しょんぼりしながら頭を下げたリン。
飛「あ…そういやァ、リンはまだ教えてもらってなかったのか」
泥「あーそうだったかもな、うん」
二人とも少し上を見ながら思い出したように言う。
泥「誰かに出入り口開けてもらったのか?うん?」
鈴「そうですね…。さっきイタチさんから教えてもらって…」
飛「イタっちゃんがァ!?あの無表情極めてるようなイタっちゃんが!?」
失礼この上ない飛段は驚いて目を丸くする。
泥「アイツは意外と面倒見はいい方だと思うぞ、うん」
飛「マジか…。あの表情に騙されてたぜェ」
_