【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第17章 Dawn14.不死と願い-死神-
角「それと…」
飛「あぁ…?」
飛段が顔をしかめながら角都の方を見上げる。
そこには、少し眉を寄せている角都。
角「お前は何か知らんが本当に危なっかしい」
飛「何だよ…。心配してくれてんのかァ?」
角「それはいつもだと言っただろう。お前に単独任務が出ないのもそのせいだ。まったく。いつになれば独り立ちするんだ、バカが…」
いつものようにぼやく角都だが、その目は自業自得でケガした子を見る親のようだった。
飛段はそんな角都を見ているうちに頬が緩み出した。
飛「んだよ角都ゥ〜!マジありがとな!」
飛段は無邪気に笑っていた。
角都も何も言わずに少し頷くと、飛段の頭から手を離し、立ち上がった。
飛「フゥ!あ〜。やっとくっついた」
飛段も立ち上がり、首に手を当てゴキゴキと首を鳴らす。
角「あまり動かすとまたもげるぞ」
飛段はへへっと苦笑いして素直にやめた。
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