【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第17章 Dawn14.不死と願い-死神-
すると、飛段はウッと冷や汗を流しながら苦笑いする。
飛「へへ…。まぁ確かにィ?手を出すなって上から物を言ったのは俺の方だが…だからって別にてめェをバカにしたり軽蔑してる気持ちはねェ。いいからとにかく身体持って来いってェ…!」
角都は冷ややかな目で飛段の方に歩み寄ると、上から飛段の頭を見下ろした。
飛「角都ゥ…身体ァ、持って来てくんねーかなァ…?角都ちゃん頼むよォ…。お願いッ!ね!?」
飛段は猫撫で声で懸命に角都にお願いする。
その様はいつも飛段が角都に買い出しでスペアリブやおやつをねだる時と同じだった。
角「…ハァ」
角都は大きく溜息をついたが、やむを得ずに了承した。
しかし、角都が持ったのは身体ではなく足元にある飛段の首。
角都は飛段の銀髪を持ち、ブラブラさせている。
飛「コラ角都!!身体だ!!身体の方を持って来いっつったろーが!!!」
角「こっちの方が軽い」
飛「そういう問題じゃねェだろッ!!」
角「………」
飛「無視かよオイ!!」
飛段はいっちょ前に首一つで怒鳴る。
飛「痛てェ…。いてて…。オイ角都ゥ!髪引っ張ってんじゃねェよゴラァッ!!」
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