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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第17章 Dawn14.不死と願い-死神-





アスマの賞金のこともあるが、これ以上遅れるとペインから催促の思念波が飛んできそうな予感がしている角都。


角(ただでさえ二尾封印にも遅れているというのに…)

飛「俺一人で十分だぜ!」


角都もこう強く言われてしまえばもう引き下がるしかない。

きっと自分が出れば飛段は怒り狂うに違いないと、角都は思う。


角(まぁ、いつものことだ…)


一方でシカマルは飛段だけをその瞳に映し、影縫いをしながら術を分析する。


鹿(神…裁き……呪い…儀式…準備………)


シカマルの頭の中で今までのことが全て回想された。


鹿「!」


そして、一瞬目を見開き、ハッとした。


鹿「行くぜ…アスマ隊長…!!」


シカマルは印を組む手を緩めずにゆっくり立ち上がり、左足を横へ動かした。

すると、飛段の足も同じように地面を擦りながら円の外へ出た。


角(対象者に自分と同じ動きを強制するのか…)

飛(…コイツ…この術の正体をーー…)


飛段は苦々しげにシカマルを睨みつける。


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