第5章 Dawn３.指輪と瞳

痛｢お前、リンが輪廻眼を持っているのを見抜いていたな？｣


ペインは紫に光る輪廻眼の鋭い眼光をマダラに向ける。


斑｢今朝、お前が彼女を連れて来た時から予想はするだろう｣


そんなペインにも全く動じず、平然と話すマダラ。


斑｢髪と瞳の色はもちろん、チャクラがお前と似ていた。血縁者だとは思っていた｣

痛(全てお見通しか)


ペインは口角を少し上げて微笑する。


斑｢で、なぜ俺とリンを組ませた？｣

痛｢気に食わんか？｣


マダラは少し溜息をついて腕と脚を組む。


斑｢そういうことではない。ただ…お前のことだ。何か理由があって俺を選んだんだろう？｣

痛｢まぁ…そうだな｣


そこまで言うと、ペインは少し間を空けて言葉を続ける。


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