第14章 Dawn１２.芸術と約束-比肩-

蠍｢俺の方こそ感謝してる。
ずっと傀儡ばっか作ってたおかげで、人付き合いとかよくわかんねーし興味ねぇ。
でも、そんな俺の後ろいつもくっついて追っかけて来てくれたよな。
考え方も違うし、何かと意見が食い違うが…俺と違って、明るくて人付き合いが良くて人懐っこいお前に救われた。
…俺もそういうお前を誇りに思ってる。
それに、お前はもう一流の芸術家だろ？もっと胸張れ。俺とお前でこの忍界に最高傑作見せてやんなきゃなんねぇんだ。
俺の相棒は…お前しかいねぇんだからよ｣


笑顔でそう言ったサソリに、デイダラは無邪気ににっこりと笑った。


泥｢うん…っ！｣


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