第14章 Dawn１２.芸術と約束-比肩-

泥｢旦那…ッ、本当にーー…｣


デイダラは嬉しくて嬉しくて涙をポロポロと流しながら泣き出した。


蠍｢俺は死んだんじゃ…？なぜ…？｣


サソリは辺りを見回すと、"暁"のみんながいることに気付く。


痛｢サソリ…お前は転生したんだ｣


ペインは微笑みながら優しくそう言った。


蠍｢転…生…？｣

小｢えぇ。砂のチヨという老婦人があなたを生き返らせたのよ｣


小南の視線の先には、部屋の中央でイタチに抱えられているチヨがいた。


蠍｢ババアが…？何で俺を？｣

鈴｢サソリさんの実のお祖母さんなんですよね？｣

斑｢死に際に言っていた。"この転生術はサソリのためにつくった"とな｣

鈴｢傀儡にすら命を吹き込めるって…｣

蠍｢え…？｣


リンとマダラの言葉を聞き、サソリは目を見開きながらチヨを見つめた。


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