第5章 Dawn３.指輪と瞳

痛｢それについては後で話す。ひとまず慣例としてリンを新しく用意した部屋まで連れて行ってもらえるか？｣

斑｢まぁ、いいだろう｣


ペインとマダラが小声で話していると、リンが不思議そうな顔をしながらこっちに来た。


鈴｢お兄ちゃん、残れって言ってたけど何で？｣

痛｢リン、今からトビに自室まで案内してもらえ｣

鈴｢自室なんてあるの！？｣


リンは目を見開いて驚く。

自分の部屋があるなんて思ってもいなかったようだ。


痛｢あぁ。新しく小南と用意しておいた｣

鈴｢ありがとう！トビさん、お願いします！｣


嬉し過ぎてやけにテンションが高いリンはトビのコートの袖をぐいぐい引っ張る。


痛｢頼んだぞ｣

斑｢あぁ｣


ペインがその場から去ると、リンとトビだけが残る。


鳶｢さっ、リンちゃん！早速部屋に行くっスよ！｣

鈴｢はい！｣


トビはリンを連れ、リビング近くにある２階へと続く少し長い階段を上る。


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