【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第14章 Dawn12.芸術と約束-比肩-
室内には何か考え事をしているように白い天井をじっと見上げているデイダラがいた。
彼の左腕には、さっき角都に繋いでもらった縫い傷を隠すように包帯が巻かれている。
その包帯にはやはり血が滲んでおり、まだ痛々しい。
泥「あ、みんな…」
痛「具合はどうだ?デイダラ」
メンバーに気付いたデイダラは中に入って来た彼らにニコリと笑う。
泥「まあ悪くはないぞ。腕もこの通りくっついたしな!うん!」
デイダラは左腕を曲げたり伸ばしたりして見せた。
鬼「それなら良かったです。調子もいいみたいですね」
小「倒れた時はどうなることかと思ったわ」
意外にも元気なデイダラを見て、その場にいる小南はほっと安心して微笑む。
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