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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第13章 Dawn11.芸術と約束-憧憬-





上半身を露わにさせたサソリを見て、サクラはハッと大きく目を見開いた。


サソリの身体には至る所に継ぎ目がある。

背中には数本の巻物、左右に鈍く銀色に光る5枚の刃がギラリと光る。

そして、腹部には先端が尖った頑丈そうな綱のようなものなど、無数の仕込みが施してあった。

その仕込みからはピチャリ…ピチャリ…と紫色の猛毒が流れ落ち、触れるだけでも危険だと脳が瞬時に認識する。


桜「人傀儡…自分が?」


まさに人を殺すためだけに作られた人形。

その姿は人間とはかけ離れた姿であった。

サソリは腹部から出た毒綱に足をかけて身体を上に持ち上げると、彼女たちを上から見下す。


千「彼奴はワシの手元を離れた時から歳を取っとらんかった。その理由があれじゃ」


チヨの視線の先には、サソリの左胸の心臓部にある"蠍"と書かれた丸い核。


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