【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第12章 Dawn10.仲間と宝物
泥「まぁ…コンビ組んだのが旦那でよかったって思ってる、うん」
蠍「そうか…」
面白そうに笑うサソリはどこか嬉しそうにも見えた。
恥ずかしさでほんのり顔が赤いデイダラもそんな彼につられて笑う。
泥「サソリの旦那にはまだ教えてほしいこといーっぱいあんだ!旦那の背中見て学びを得る!今は見てるだけでも、いつか絶対その背中任せてもらえるようになるからな!頼むぜ、旦那!」
元気いっぱいの19歳らしい笑顔をサソリに向けて言うと、右の手の平をサソリの方へと向けた。
蠍「フッ…。ま…あんまガラじゃねぇが鍛えてやらなくもねぇ。今から楽しみにしとけよ、デイダラ」
泥「な、なんかちょっと怖いけど…よろしくな!うん」
蠍「あぁ。頼む」
パチンッ
彼もまた左の手の平を相手に向ければ同時にハイタッチする。
だが、手はそのまま顔の辺りで強く握られていた。
デイダラはニカッと明るく笑い、サソリもフッと柔らかい笑みを浮かべた………
_