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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第12章 Dawn10.仲間と宝物





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それから数週間後。

メンバーはずっと例の一件について考えていた。

考え過ぎて頭がパンクしてしまいそうな程考えに考えた。


リンはと言うと、あれからあまり顔を見せていない。

顔を合わせるとすれば、食事の時か任務への行き帰りに出口を使うといったように最低限の時だけだった。


メンバーは本当に彼女を心配していたが、いざとなると何をして良いかわからない。

そんな複雑な感情が邪魔をし、部屋に行くことも話しかけることも出来ずにいた。


兄であるペインとは任務の話しかしない。

マダラでさえも共に任務をする時以外はリンとほとんど話せずにいるくらいだった。

小南には少し笑顔を見せ、たわいもない世間話をするだけが限界だった。

それだけ、リンは深く傷ついたのだ。


同時に、彼らも真剣に"仲間"という字の持つ本当の意味ついて考え続けていた………


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