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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第12章 Dawn10.仲間と宝物





斑「世の泰平を誰よりも願うイタチにとって、里側についたのは必然だったのかもしれない。それはあいつが望んだ道でもあったが、そんなイタチに一族抹殺の命を下したのは紛れも無い――…木ノ葉の里だ」


イタチのあまりに酷過ぎる過去を知ったリン。


鈴(やっぱりイタチさんは…私の知ってる優しいイタチさんだったんだ)


弱々しくマダラの手を握り、一筋の涙を流した。


鈴「マダラさん…教えてくれてありがとうございました」

斑「あぁ」


マダラがリンの頬に零れた涙をそっと拭うと、リンは何かを決意した表情で彼を見つめた。


斑「リン…」


リンは少し微笑み、部屋のドアへと向かう。


斑(うちはの全てを話したわけではないが…。だがリンなら…今のイタチを変えられるかもしれない…)


マダラは何か祈るようにして部屋を出るリンの小さな背中を見送った………


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