【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第11章 Dawn9.過去と傷痕
リンはまだ幼かったが、この状況でいつまでも甘えてられないと悟った。
そんなリンを、ペインがじっと見つめている。
リンは何も言わず、"大丈夫"とでも言いたげに笑顔を見せた。
そして、ふとペインはあることに気付く。
痛「なぜ俺が輪廻眼なのに驚かないんだ?」
小南と長門は顔を見合わせ、クスッと笑った。
長「実は僕も君と同じ目を持ってるんだ」
長門は前髪を左右に払うと、ペインと同じ紫色の眼がそこにはあった。
痛「お、俺たちだけじゃなかったのか…」
目を丸くして驚くペイン。
すると、小南が不思議そうな顔をした。
小「俺たちって…どういうことかしら?」
痛「…ん?妹も輪廻眼だからだが?」
今度は小南と長門が目を丸くしながらリンを見つめた。
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