【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第10章 Dawn8.即バレとスキャンダル
付き合い始めて約一週間。
二人はメンバーにこの事実をしばらく伏せておくことにしていた。
理由は簡単。
一気にメンバーに発表すると大騒ぎになり、ペインが失神するかもしれないという配慮からだった。
そんな二人は、小南、鬼鮫、イタチとリビングで談笑していた。
マダラはリンの首の後ろに左腕を回すようにして、ソファの背もたれに腕を置いている。
リンも時折マダラの顔を見上げて笑いかけると、マダラも優しく微笑む。
飛「最近距離近けぇよなァ、あいつら…」
そんな二人を見ながら、飛段はダイニングの椅子に脚を広げて後ろ向きに座り、背もたれの上に置いた腕を枕にし、猫背になりながら顎を置いてぼんやり言う。
泥「マダラの旦那とリンのことか?」
飛段の隣で脚を組んで横向きに椅子に座り、頬杖をついているデイダラ。
飛「そーそッ。相棒の距離感じゃねェだろ、どう考えても」
泥「まぁ…リンは前からマダラの旦那のこと好きだったからな、うん」
飛「え?そ、そうなのかァ?リンから聞いたのかよ?」
飛段は思わず背筋を伸ばし、目を丸くする。
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