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【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】

第28章 Dawn23.神と世界-理想郷-




ナルトはしばらく黙っていたが、おもむろにポケットから一冊の本を取り出した。


鳴「確かにそうかもしんねぇ…。俺もアンタの言った通り、そう思う」

痛「…そうか」

鳴「アンタたちのことは理解した」


しかし、ナルトはうつむきながら唇を噛んだ。


鳴「それでもやっぱり、お前らは許せねぇ!やっぱり憎い」

痛「なら、決着をつけるk[鳴]「でも…」」

鳴「俺はエロ仙人の信じたことを信じてみる。それが俺の答えだ。俺はエロ仙人の弟子だから!」


ナルトは目の前の"暁"メンバー全員を見渡し、自分の今の素直な気持ちを訴える。


痛「で…俺たちにお前が世界を平和にするのを信じて待てとでも言うのか?」

鳴「………」


ナルトは本を見つめているだけで何も答えない。


痛「ふざけるな!今更自来也の言ったことなど信じられるか?自来也自身の答えはどうであれ、結局はただ平和を"待つ"だけだった!そんなものに任せてられるか!そんなことでは憎しみの連鎖は止まらん!」


冷静だったペインが語気を強めると、ナルトはようやく本からペインへと目線を移した。


鳴「なら…俺がその呪いを解いてやる。そんでもって、平和を掴み取ってやる。俺は諦めねぇ!」


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