第28章 Dawn２３.神と世界-理想郷-

飛｢お！３人とも無事だったんだな！｣


里外の林の中では、既にメンバーが集まっていた。

しかし、マダラとリンの姿が見当たらない。


鼬｢デイダラ、リンとマダラはどうした？お前に頼んでおいたはずだが…｣


すると、デイダラは困ったように眉を下げた。


泥｢それが…いなかったんだよ｣

鼬｢いなかった…？｣


デイダラがコクリと頷くと、イタチの眉間にシワが寄る。


飛｢探しに行った方がいいんじゃねーの？｣

泥｢そうだよな…うん｣

蠍｢いや、俺達は組織だ。リーダーの命令を聞かず勝手な真似をするのは任務遂行を妨げ、なおかつ仲間を危険にさらすのと同じだ。やめておけ｣


腕を組みながら淡々と話したサソリの言葉に、納得せざるを得ないメンバー。


泥｢たぶん、あの二人のことだから逃げてるとは思うんだが…うん｣


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