【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第27章 Dawn22.神と世界-桃源郷-
――…俺は…"鷹"の奴らといれて本当は毎日楽しかったんだ。
水月、香燐、重吾。
ここ数年一人でいて、信用できる奴なんか誰もいなかった。
寂しかったのかもしれない。
それでも、自分で選んだ道だと言い聞かせてた。
だからか。
俺と年齢近いお前ら3人を、無意識のうちに選んでしまったのかもしれない。
最初はただ戦力やバランスを考えて俺が選抜しただけのいびつな小隊だったんだ。
だが、最後はお前ら自身の意志で俺とここまで一緒に来てくれた。
本当に最高の仲間になった。
佐「ありがとう…」
サスケは唇に弧を描かせ、うつむきながら呟いた。
一つ一つ踏み締めるようにゆっくり登っていく。
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