【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第27章 Dawn22.神と世界-桃源郷-
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薄暗い廊下。
木ノ葉の地下奥深くまで沈むダンゾウ直轄の暗部の本拠地。
4本の巨大な柱が支えになり、その柱を繋ぐ頑丈な橋を渡りながら地下最深部を目指す。
"鷹"の4人は手首に銀の手錠をされている。
この手錠にチャクラを吸い取られ続け、術の発動ができないどころか目眩までしてきた。
それぞれには4.5人の暗部からの護衛がついている。
その護衛の者に続き、先頭を歩いているサスケ。
写輪眼を使わせないように目隠しをされたサスケは前が見えず足元がおぼつかない。
「ほら、さっさと歩け!」
グイッと手錠に繋がれたロープを引っ張られ、前のめりに倒れそうになる。
その度に手錠が擦れ、手首がヒリヒリと痛んだ。
佐「殺してやる」
ドガッ!
瞬間、サスケの顔面が思いっ切り殴られる。
佐「…っ!」
サスケはそのまま倒れ込む。
拘束された手では、赤くなった頬を押さえることもできない。
香「サスケ!」
「黙れ!」
腕が振り上げられ、香燐はギュッと目を閉じた。
ドッ!
香「……?」
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