【NARUTO】Break&Peace ⑴【うちはオビト】
第27章 Dawn22.神と世界-桃源郷-
小「神に逆らうなんて無礼もいいところね」
しかし気付いた時にはペインに頭を押さえられている忍以外全員、小南の紙に巻かれ、身動きが取れなくなっていた。
小南がふとペインを見ると、彼はゆっくり目を閉じた。
忍の記憶がペインの中に流れ込んでいく――…
―――…
「ダンゾウ様」
団「何だ?」
「これからどこへ行かれるおつもりですか?」
団「サスケらの所だ。奴らは殺さねばならん。"例の場所"に身柄を移す」
「ですが!」
団「里も"暁"に襲われとる。この混乱に乗じてサスケを今すぐ消すのが賢い。お前は一部隊編成し、騒ぎを大きくしろ」
「御意」
―――…
記憶はここで途切れた。
痛「マズい…」
小「どうしたの?」
ザザザザザ――…
突如、音もなく現れたのはまた数十人の暗部の忍達。
彼らはジリジリと2人ににじり寄ってくる。
無駄のない動きや、ペインにギリギリまで気付かれる事なく来たという事は、相当な手練れだとわかる。
足にチャクラを流し、ペインの引力と斥力の力で身体が動かないよう安定させていた。
どうやらペインの能力も少し知られているようだ。
小「ペイン…」
痛「イタチが必要だ…」
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